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キミへ
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作詞 ここる |
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もっと頼っていいんだよ、とか
もっと笑っていいんだよ、とか
そんな優しい言葉に素直に答えられない。
だって僕は君に何をしてあげられる?
短い短いこの道の、ずっとずっと先に居る君の姿を追いかける。
素直じゃないわけじゃないんだよ。
ただ、自分で自分がわからなくて…
きっと僕は弱虫で、
きっとすごく強がりで、
そんな僕が生意気に、君に言いたい事があるんだ。
「もっと笑って欲しいんです。」
「もっと頼って欲しいんです。」
敬語じゃなくていい、とか
もっと喋って欲しい、とか
そんな些細な言葉にも僕は答えてあげれない。
本当の僕を知ったら君は嫌いにならない?
長い長いこの時間を、ずっとずっと共にする君の表情が見えない。
ありのままが嫌いなわけじゃないよ。
ただ、自分でいるのが怖くって…
やっぱり僕は弱虫で、
やっぱりすごく強がりで、
そんな僕でも胸を張って、君に言える事があるんだ。
「君の事が大好きです。」
「僕は本当に幸せです。」
僕は何度間違いをした?
君を何度傷つけただろう。
僕は何度後悔をしてた?
君を何度泣かせただろう。
それでも、君は愛してると言ってくれたから…
だから、
「もっと笑って欲しいんです。」
「もっと泣いて欲しいんです。」
「君のすべてが知りたいんです。」
「名字を重ねて欲しいんです。」
「君を愛していたいんです。」
「僕を…」
――――愛していて。
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