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氾
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作詞 果汁グミ |
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蛙が喚く
薄汚ぇ春を迎えてさ
君は
いーね。と
諦念を強要する
自分に
動かないならそのまま居ましょう
動けないならそうなんだろうよ
桜が綺麗だ
如何だって好いか
蝉が鳴いても
暑苦しー夏が来るだけさ
僕は
未だ 尚
欲望に忠実でさ
ずーっと
動けないのはただ君の所為で
動かねぇんだ、「馬鹿」と蔑めよ
既に夕暮れだ
予定外の雨
氾れた雲を踏み拉く
怠惰の一番柔かいとこを
貫かれたら堪らないのに
動かないならこのまま居ようぞ!
いっそ何処かへなんて云いたいよ
動けないならそのまま居ましょう
痛いのならばそうなんだろうね
夜明けが綺麗だ
如何だって好いか
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