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 黒兎
作詞 なむP
 ゆらゆら流れ着きました
 彼女はそっと瓶から出て
 辺りをぐるりと見渡すと
 まるで小さな子供のように
 大きな瞳を輝かせ
 一歩 二歩と 歩き出す

 一歩 歩けば星空が
 二歩 歩けば天の上
 そうやって進む彼女の先に
 黒兎がお辞儀した
 「 此処はいったい何処ですか ? 」
 「 此処は誰も知りませんよ 」
 「 あなたの名前は何ですか ? 」
 「 それも誰も知りませんよ 」
 She came to a strange new country...


 そろそろ彼女は帰る時間
 闇夜に溶けた黒兎
 彼女の手をとり走り出す
 「 Go as quickly as you can.
   決して振り向いちゃいけないよ 」
 彼女は瓶に乗り込んだ

 また揺られる時間
 彼女は何を思うのだろう
 そっと触れたガラスの表面
 その向こうで光るのは月
 ふと思い出すのは素敵な時間
 あの黒兎を思うのでしょう
 短い時の中でのお話
 その国は誰も知らない
 She cried as she said good bye to her country...



 

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公開日 2010/08/03
ジャンル 腴ヨ
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これのリメイク版 「 瓶詰めアリス 」もいつか …
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