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I DON'T ARRIVE YET.
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作詞 卓弥 |
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巻き付いていた「迷い」の文字に違和感
振りほどいて そして 気付く
まだ 旅の途中
儚いね いつか死んで あの人やあの人に
教えて貰った事 語り合った時間 諸々
失くなって仕舞うのかね 聞ける神もいない
時に涙は流れ 情けなく思える けれど
大切なのは 涙の行き先 無為に流すのか 噛み締めるのか
君は言う 「これは雑音。」 それはそれで正解
貴重な感覚の産物
巻き付いていた「迷い」の文字に襲われる
苛立ちが恐怖に 変わりそうな その時
踏み出す脚を 闇雲に一歩前へ
後悔ほど苦くはないだろう
いつまでも 惰性で歩いてたくないんだよ
この命の使い道 決められてないのだから
投げ棄てたってそれを裁ける神はいない
時に舞い踊る 憂いの乱舞 鮮やかに
それを見つめる 誰かよりも 自分を見つめる ことが出来たなら...
僕は言う「これは喜劇。」そんな嘘をついて
無理に演じる意味はない
巻き付いていた「迷い」の文字が突き刺さる
張り裂けるまで 時間はかかりそうだから
踏み出す脚を もう一歩だけ前へ
自分につく嘘は要らない
出会いは突然と云うだろう 僕もそうだったんだよ
突然 当然のように繋がった 糸が切られた
その日以来、
巻き付いていた「迷い」の文字に違和感
振りほどいて そして 気付く
この逝く先も 恐らく
まだ 旅の途中.....
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