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小説のヒーロー
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| 作詞 カラッポリズム |
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すすき揺れる ５時の夕焼け
どこからか聞こえる 校舎のチャイム
３日ぶりの晴れの日に 昼まで寝てる青年がひとり
まだ夢は夢の中で あなたはあなたのままでした
つけっぱなしのパソコンに 書きかけの小説
空想の世界に 精一杯の自由を刻む
焦れば焦るほどに僕は僕を見失うけれど
無機質に染まってはいけないよ
大切なのは今を色づけていくこと そう信じよう
もし誰かに染められてしまっても 堪えて塗りかえていけよ
秋桜畑のように色づくころ 小説のヒーローに僕はなる
消せない不安 憂鬱の朝日
コーヒーを飲むと 目が冴えます
歩きなれた散歩道 コンビニに寄る
靴裏のガムにも気付かずに いつものベンチで煙草をふかす
つけっぱなしのパソコンに 書きかけの小説
最近はまったりと暮らしています
何も諦めたわけじゃないけど
今を幸せとは言えないよ
お似合いなのはこんな今じゃないんだ そう信じたい
もし誰かに馬鹿だと言われても 大丈夫 塗りかえられるから
秋桜畑のように色づくころ 小説のヒーローに僕はなる
弱い自分に負けないために
今日も今を色づけ始めます
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