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巨人ガリバーと小さな花
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作詞 紗散 画宮 |
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赤く腫れた親指を 縫うように針を刺して
ミシンの糸を染めたなら それが僕の恋の色
風に靡く花弁を 孤高の花と重ね合わせ
純真さに燃える眼は 遠く宇宙(そら)を見てた
海を越え 風を呼び 木はざわめき 火は絶えず
このまま想いが育って 雲を貫いたときは
キミを踏み潰さないような 恋の仕方を考えよう
ラグナ 手のひらを広げ キミを招き入れたなら
そこにキミが拓く世界を この目で見届けよう
命恋し ガリバー
恵み愛し ガリバー
金の光 神の大地 恵みを与えたならば
この痛みも この涙も きっと役立つだろうさ
蕾開き 雫落ち 宝珠を実らせて
宇宙(そら)が身を翻せば ほら、また明日へと
続く 続く 絶えぬ祈りの中
僕は 何度めかの 別れを告げた
連なる 連なる 悠久さえ飛び越え
次に出逢うあなたは 何色の花
このまま想いが育って 行き場が無くなるときが
命の星が枯れ果てる刹那と知るのならば
このまま想いが育って 外気を貫いたときは
誰も踏み潰さないような 場所で愛してるから
ラグナ 手のひらの中で回り続ける世界に
誰も知ることない歌を またひとつ 響かせよう
命恋し ガリバー
恵み愛し ガリバー
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