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それを神さまと呼ぶなら
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作詞 Liar.M |
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選べない不幸があるから、ここにあるものは
ぜんぶだいじ、なんていえない
だけど同時に生まれたものが ここにあるから
ぜんぶいらない、と言い切れない
泣いて、すがって、手にできるものは 少ない
嗚呼、あたしは随分 長いこと生きてきた
才色兼備の神様は知らない
足りないものを恥じる心
この身をもって知るすべてが
あの神様には知りえない
わからない
選べてしまう自由があるから、ここにあるものは
1からいくつまで、価値付けられる
選べない不自由が誰かにあるから、あそこでは
大小有無で、差別される
いつでも、ちゃんと、手にできることは 少ない
嗚呼、あたしは随分 幸多く生きてきた
迷いも終わりもない神様は知らない
手にできることの喜びも
生き恥もすべて愛されることも
あの神様には知りえない
わからない
あたしの前に「2つ」あるから、いつも迷って
悩んで焦って、比較しては悲しんで
たった一度のすべてを愛せたら、「ありがとう」って
心から言えるかな、ああ神様
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