|
|
|
90.3℃
|
作詞 宇咲 モモ |
|
棘が刺さっている 君の心に 深く 深く
気丈に振る舞うのは よしなよ
僕がその棘を抜くのには 時間がかかってしまうから
その棘を甘く 溶かしてしまうまで
傍にいることにした
もし君が泣いていても
柔らかく 暖かく 染み渡ってゆけたらなあ
そして君の頬を伝った軌道が
乾いて見えなくなるまで 僕が抱きしめていよう
空を彩ってる 放物線を 薄く 薄く
指で撫でてみたんだ 届くかな
傍にあるこの手を取って 一緒にあそこまで行こうか
寒いんだったら 抱きしめているから
あの星の傍まで
退屈な毎日の中に
見つけたんだ 暖かい 君の存在と愛しさ
だから君の頬を伝った軌道が
乾いて見えなくなる前に キスをしてもいいかな
小さくなってゆく背中を 必死で追いかけた
僕の眼から 星が弧を描いて 落ちてゆく
アスファルトに染み入った輝きは
海洋プレートを突っ切り 地球の真ん中まで
もし君が泣いていても
柔らかく 暖かく 染み渡ってゆくことはない
そして君の頬を伝った軌道を
この胸の奥深くに 僕の心に沈めて
|
|
|