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眠れるころに忘れた歌
作詞 true apple
眠れる頃に忘れた歌

思い出した順番で 正しい道のりが見えなくなる

陽炎のように消えていく 今日の足取りが

甘い記憶の中で 忘れた涙は胸に挿す

心の持ちようで 遠い道のりが近くなる

なのにその道のりが 確かに消えていく

得た約束は 俺の中にある

俺だけが知っている 歌がある

歌は五線譜のように 雨を誘う

その中で 君の影を思う

命を知る中で 鳥は 空に返す

空は 誰を思い出す

君の名を 僕の名を あなたの名を

約束は守るために

君に与えられた命なら

俺はそのために 生きていた

忘れてしまう 当たり前の感覚の中で

液晶に写る 君の影は

未来だけで 塗り固められている

新しい名を受ける

忘れる頃に思い出した名前

君の名前

名前のない名前

愛してるの代わりに

その答えを ここに

必ずここで出会う

思い出した時に交わせる言葉

「ただいま」

「ありがとう」

「おかえりなさい」

二度と出会えない運命の中で

君の影 その影に 真実の林檎の夢を

眠りに着く前に思い出した 

眠りに着く前に思い出した歌

明日までに出す答え

安らかに

Amen

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公開日 2010/05/22
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