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ブレラ・アンブレラ
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作詞 U-TA |
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小雨が降り続く下校中 カバンを傘代わりに走った
ふと気がつけば君が居た 向こう側の歩道に見惚れた
なんの他愛も無い風景 心奪われる程愛せた
あの頃の純粋なままで 何故 僕らは居られないの?
塗れた公孫樹の木の下で はしゃぎあえてた十七の秋
雲の切れ間から指した虹だけを 今でも鮮明に覚えている
瞼の裏を重く強く押し上げる 感情に止め処なく
されるがままに流した雫が 頬を伝い落ちてくる
ガラス球越しに見上げた空に描いた 感情に行き場無く
次第に消えてった幼い夢に 思い出の数だけ泣き腫らす
赤い傘差した君の横顔 愛して傘を差すのも忘れた
ふと気がつけば足元に 落ちた心を拾えぬままで
なんの他愛も無い風景 大人になる度に少しずつ
目線と一緒に高くなった 理想 無機質に描く
触れた指先冷たくて 芯から温めあった冬
温もりを何処でも買える時代に 求められず彷徨う
瞼の裏を重く強く押し上げる 感情に止め処なく
されるがままに流した雫が 頬を伝い落ちてくる
ガラス球越しに見上げた空に描いた 感情に行き場無く
次第に消えてった幼い夢に 思い出の数だけ泣き腫らす
望む景色は少しずつ灰色になり 感情は冷めたまま
流されて育つ時代の真ん中 僕らは皆迷子さ
廻る星の上確かめたい想い 僕と君は繋がって
愛する人と過ごした日々だけは ずっとそっと心の奥底に…
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