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足跡の向こうに見えるもの
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作詞 それくらいの愛で |
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足跡をなぞってみる
ポツリポツリと点々と、
降り積もってアタシの頭上からおちてくる。
淡い期待に胸躍らせてみる君は
無駄に微かに 綺麗に見えた。
Tシャツに染み付いた汚れはもう消えない。
漂白剤で一生懸命落としてみるが、しぶとくて消えない。
アタシの目の前に広がる気持ち悪いくらいの青空は
それはもう 手に届かない。
足跡を繋げてみる
残像だけが空しく残って
夢でもない限り空中浮遊は無理らしい。
夏がもう直ぐ来ると、
フツフツと感じるこの頃は自分が特に苛々する。
金色に染まった髪の色はただの自己主張
アタシみたいな意気地なしはなにも語れない
ベタな恋模様は
夢でもない限りもう見ることは出来ないでしょう。
はいはい、と頷くだけで
君があっけらかんと笑っていればそれだけでいいのさ。
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