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明日の僕へ
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作詞 あかね |
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この街という狭い世界の中で
僕ら二人肩を並べて歩いていた
お互いの未来を静かに思って
お互いを励まし寄り添った夜
その時に知る現実 隣にいつも居た君が
どんなに遠い未来の日々で僕の隣にいる確率
「忘れないから」という一言で今までの日常がまとめられ
「また会おうね」という一言でこの瞬間が終わった
「元気でね」という一言で僕の気持ちが晴れるなら
明日の僕はどんな顔をして笑っているのだろう
この街という狭い世界の中で
互いに泣き 互いをわかってたつもりだった
その時訪れる悲しみ 綺麗事という罪を重ね
太刀打ちできる力などない僕らを誰かが切り裂いた
「君が好きです」という一言で日々の葛藤が消えていって
「愛している」という一言で僕は幸せになれた
だけど「さようなら」という一言はどうも僕には重すぎて
結局瞬間の別れの言葉は君からだった
人は誰かから傷を受けて いつの間にか自分も傷をつくり
そしてその傷を拭うように何かに縋っていた
優しさが人を裏切るなら 未来が人を引き剥がすなら
結局最初から何もできないって決まっていたんだ
「ありがとう」という一言で君と僕が終わりを告げて
「またいつか」という一言で全てを風に流した
「元気でね」という一言で僕の気持ちが晴れるなら
明日の僕は笑えているのかな
「大好きだったよ」という想いで僕の心は苦しくなって
「愛していたよ」という一言が僕を幸せにしてくれた
だけど「さようなら」という一言はやっぱり僕には重すぎて
最後まで君に頼っていたんだね
明日の僕に,君に言葉を
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