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その荷台に温もりと優しさを
作詞 syarin
オレンジの陽射しを浴びて
加速していく夢物語
風が冷たいからと
背中に寄り添う確かな温度

このままずっと遠くへ行けたらな
帰り道も同じ時間を過ごせるのに

幻だった それは素敵な幻だった
静かに笑う僕の後ろ側
夜が来ても離ればなれにならないように
何気ない一瞬が永遠になりますように

オレンジを切り裂きながら
加速していく微かな想い
風に揺れる前髪が
君の香りを運んでくれた

このまま宇宙へ行ってみたいな
宇宙から見た空は何色なんだろう

夢だった それは儚い夢だった
枯れた声と頬をつたる流れ星
朝が来たらまた逢えますように
何気ない「またね」が永遠でありますように

君が残した優しさと温もりは
こんなに僕を大きくしてくれました

涙だった それは綺麗な涙だった
君は精一杯笑ってた
軽くなった自転車は今日も加速していく
君との思い出はゆっくり風に消えていく
ゆっくり空へ溶けていく

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公開日 2015/02/03
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