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この指とまれ
作詞 syarin
夏の憧憬 薄れゆく面影に何を見る
虫の音遥か 懐かしき君の鼻唄を想う

季節の風に身を束ね 肩を並べて歩く
いつしか空は茜色 帰ろうか 帰ろうか

思い出が窓に映るから いつまでも歩けない
些細な奇跡を信じて なんども呟く この指とまれ


一瞬の約束 涙を浮かべ笑う影
振り向かぬまま 君は遠くの夕暮れと交わった

綺麗な優しさを 汚したくはないから
手を振る君の幸せを願う もう帰ろうか

悲しみを夜空へ馳せるのは いつだって星が美しいから
何処かの涙を拭うため なんども願う この指とまれ



夏の憧憬 忘れゆく面影を抱きしめる
愛しき思い出の彼方 君と鼻唄を唄いたい

不器用な約束を絡めた小指 永遠を信じた人差指
もう聞こえない サヨナラと一緒に この指とまれ

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公開日 2013/06/07
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