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雨の日の余韻
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作詞 syarin |
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佇む後向きの影 西陽に揺れる淡い想い
忍び寄るは曇天 紅の空は顔色を変えて泣く
遠い遠い空から硝子玉 頬を濡らしては心を誤魔化す
隠れた本音が愛しくて 彷徨いながら溜息を落とす
揺れて揺れて廻り続ける 誰かを待つ青い傘
滴る光の中 映った明日にあの日の面影を探してる
震えた一人きりの夢 西陽に透ける懐かしき想い
もう来たるは曇天 紅の空は二人を残して泣く
小さな小さな瞳から硝子玉 空を濁しては心を滲ます
綺麗に欺かれた本音を 傷つけぬように包み込む
揺れて揺れて廻り続ける 誰かに逢いたい青い傘
凍えたカラダ いつかの面影を抱きしめて一人歩いていく
灰色の彼方に染まる 二人の響を掻き消す雨音
もう幻なんだ 小さな傘に包まる体温 時間を重ね冷めていく
もう過去なんだ あの日の二人は 雨の彼方に溶けて消えた
揺れて揺れて廻り続ける 誰かを待ちくたびれた青い傘
曇天の隙間差す光 見えない明日の道標 ただあなたを想いながら
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