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1本のなごり
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作詞 syarin |
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朝陽が昇る空見上げて溜息を吐く日課
毎日のようにTVは死人の報告を始める
昨日と同じ今日 あの日のままと同じ今日
時計の針は虚しいほど左廻りを続けるさ
毎日のように今日一日を生まれ変わりたくて
息苦しい部屋の窓を開けて背伸びをした 風が強いな
見慣れた髪の毛1本 絨毯に優しく舞い降りた
ブラウンの長い髪 思いだすたび切なくなる
ゴミ箱行きは辛いから 今はまだここに居ていいよ
馬鹿だな 歯磨きをしよう
いつかの笑い声は見上げた空に写る綺麗な幻
毎日のようにTVは何処かの幸せを運んでくる
冷めきった部屋の中 彷徨いながら記憶に縋った
この世界は決して 過去へは帰らないのさ
いつものように今日一日を生まれ変わりたくて
空っぽな部屋の窓を開けて新しい風を浴びた 少し寒いな
見慣れた髪の毛1本 何気ない欠片が愛しい
もう聞こえない声 思い出すたび泣きたくなる
僅かな望みを胸に 今もここでずっと待ってるよ
馬鹿だな 風呂に入ろう
ギシギシな髪の毛1本 それでも大切な想い出
あなたはとても強いから 想うたび切なくなる
とりあえず今日は眠ろう とにかくは今は夢を見よう
心の中整理できたら 明日は部屋中に掃除機をかけよう
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