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真っ白な足跡
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作詞 syarin |
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冷たい風に吹かれて 賑やかな光に包まれて
微かな思い出を抱いて 都会色に染まっていく
空の青さを思い出す度 君との距離が離れていく
朝、目が覚める度 空っぽの部屋に悲しみが積もってる
最後の言葉を忘れたくはないよ
手を離したあの場所でもう一度 あの時のままで
白い雪に包まれた想い出 振り返れば二人分の足跡
もうあの頃に戻れないなら 全てかき消してよ
白い雪に包まれた想い出 進み行く道に汚れなどない
ただ 最後にもう一度だけ 振り向いてみるよ
茶色のマフラーにくるまれば 白い吐息が空まで登って
鮮やかな思い出を降らす 真っ白な世界はまるでダイアモンド
君の火照った頬を思い出す度 愛しさが込み上げてくる
夜、月が登る度 隣にいない君を抱きしめて眠るよ
せめて夢で逢えたらいいな
もがく様を照らす月の光 一人ぼっち永遠のわがまま
白い雪に埋もれた微笑み 振り返るのが怖くて泣いた
でも君には気づかれてた いつもより鼻声がひどかったから
白い雪に溶けていく涙 真っ赤な頬をつたる小さな流れ星
ただ 最後にもう一度だけ 僕の腕の中で泣いてくれよ
君と離れ離れになって 少し大人になった気でいた
でもこの時期になれば 空っぽの心に沁みてくる懐かしい声
白い雪に包まれた想い出 振り返れば二人分の足跡
もう あの頃に帰れないなら 全部真っ白に染めてよ
白い雪が降った小さな世界 春になれば寂しさも溶けるかな
冷たい風に吹かれて 賑やかな光に包まれて
微かな思い出を抱いて 真っ白なこの道を一人歩いていく
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