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薄紅色の思い出と
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作詞 syarin |
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何年か過ぎてあの街も変わったね
見慣れた風景もどこか遥か懐かしく
あの時の残像が灰色の雨に溶けていく
あの日から飾られた思い出も桜のよう舞い散って消えていく
薄紅色の優しさで
あの時みたいに時間を止めてほしい
まだ僕はずっとあの時のままなのに
どうか今日は濡れていたいよ ってそっと願うだけ
何年も過ぎて価値観も変わったね
淡い香りに包まれて僕はずっと夢を見てた
このまま眠っていたいのに朝焼けは待ってくれない
あの日絡めた小指の意味さえ春の風に掻き消されていく
薄紅色の優しさで
永遠を創ったのは遠い幻だったり
手を繋いでたのは儚い面影だったり
どうか今日だけは濡れていたいよ ってそっと泣くだけ
冷たい雫の彼方僕らは確かに笑ってた
見えない明日が何よりも楽しみだった
まだ僕はずっとあの時のままなのに
明日が来るたびに距離は離れていく
薄紅色の唇で
あの時みたいに時間を止めてほしい
薄紅色の唇で
永遠を綴ったのはあの日の二人で
今はもう届かない想い
どうか明日こそは晴れてほしいね
あの街は相変わらず晴れてるみたい
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