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君の話。
作詞 TENZIN
君の部屋の窓にもたれて 風を感じていた
写真の本を眺めながら 君の声を聞いていた

君の話し方は的を得ず 取り留めなく続く
友達の話や読んだ本やあの店や仕事の話さ

僕は君の喋り方が好き なんだかでたらめな
何を伝えたいかなんて 君ですらわからない

君は本当は機嫌が良いから 歌うみたいに話すんだ
こんな日要点はいつも 最後に僕がおさらいする




君の部屋が薄暗くなっても 君の声は歌ってた
風がページを飛ばしてしまって僕は明かりをつけた

君の話し方はやんわりと 喜怒哀楽もあいまいで
楽しいかったか辛かったのかもわからない話

僕は君の喋り方が好き 何でも話そうとして
どれを伝えたらいいか わかんないみたいな

初めの頃は上手く声も 出せないぐらいだったから
こんな日は僕はただ 君のご機嫌につきあうんだ




僕は君の喋り方が好き 考えてから話せない
いきあたりばったりで とても素直な言葉達

相槌すら入れづらいし はずまないビートで奏でる
僕は君の喋り方が好き 僕はこっそりそう思っている

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公開日 2010/03/05
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コメント 何気ない時間の中に溢れている大事な気持ちが残ればいいなと思って歌にしました。
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