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俺とおじちゃん…
作詞 シャッキー
頭の中が白くなりふと昔を思い出した

幼少時壁に投げてたボール
跳ね返るボールに温かみはない
あるのは静けさの中に響くボールの跳ね返る音
でもその音が俺とおじちゃんを引き合わせた

俺のキャッチボール相手

ボールにはほんのりと人の温かみがあった


俺にとくれた使い古したバット
毎日のように振りこなしたバットのグリップからは
赤に染められた血が染みてる
思い出のバット


ある日おじちゃんは俺と約束した
いつか神宮でプレーする選手になるからそしたら見に来て
と交わした男の約束


時が経ち…
俺は高校野球で神宮でプレーしていた
試合には負けたけど約束どおりおじちゃんは見に来てくれた
その顔は微笑んでた







そんなおじちゃんが…もぉ…息しなくなっちゃった…




癌だ…



野球が好きだったおじちゃんは病院ではいつも
野球の帽子を被って
絶対治していつかまた大好きな野球をやると言ってたらしぃ



でももうそんなおじちゃんはいない
壁あてしても現われやしない



俺最後に交わした言葉なんだ?
最後に会ったのはいつだ?



あたりまえのように過ごしてた日々が
俺とおじちゃんの最後の時間を曖昧にした…




でもおじちゃんがいてくれて
ホント…ありがとうございました





もし一言だけおじちゃんに届くなら言いたい





俺 今でも 野球してます

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公開日 2007/06/01
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コメント 実話です。
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