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作詞 ハクリョウ
僕が歩いた後にはどんな痕が残るだろう?
そんなに目立たなくていい
記憶されることもないような一滴の雫になりたい
雪を汚した足跡のように心に深く刺さるような
そんな痕は残したくないんだ

たくさんの色が溢れだすような世界に
生まれてきたのは秋のあくる日
紅葉のように淡く染まって
誰にも知られずそっと大地に還れるといい

冬も終わりかけの今に桜の花弁のような幸せを望んでいる

涙を流すことさえも嘘だって本気で思った日があった
だけど晴れた空を見ただけで笑顔になれた日もあったんだ

僕が生きた後には空が青く色付くだろう
3日もすれば消える傷みたいに
誰にも覚えてもらわなくたってきっといいんだ
この世界が僕を忘れ去っても悲しくなんて無いんだ
歩いた道は永遠に嘘じゃないから

幸せも苦しみも形なんてないだろう
世界にも神様にも形はないんだろう
だから痕なんてなくていい
あの時の傷は癒えたけれど確かに存在してたから

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/02/21
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コメント 歌というよりは詩に近いかもしれません。
この季節はなんとなくな切なさの中で思いついたことを書いてみました。
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