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どこにもいないけどいるらしい
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作詞 フシギネコ |
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ふと
会話をやめた時
自分の声が聞こえなくなって
空間の一部になった時
私がいて世界があるのか
世界があって私があるのか
ごちゃごちゃになって
フカミにはまってしまう
私が死んだら
どうなるんだろう
世界はどうなるの
私はどうなるの
一回死んでみようか
なんて
考えてみちゃったりした自分が嫌で
何悲劇のヒロイン気取っちゃってんのかな
こーゆータイプが私一番嫌い。
死んでみようかなんてそんなのただ人の注意を惹きたいだけで
なのにマジ自分、なに考えちゃってんだろって
真顔で考えてたら
何ぼーっとしてんのって言われて
ぼーっとなんてしてないよって思ったけど
あぁ、私がこんなこと考えていようがいなかろうが
大して変わることはないんだと思ったから
ちょっと眠かった、とか言って
くだらない回想はなかったことにする
なかったことにするの
だから私はまた同じことを考える
いつのなったら変わるのかな
いつかきっと変わるんだろうね
ヒトは同じところにとどまれないらしい
だからほっといてもこの底なし沼からは抜けられるんだってさ
人は時間に勝てないんだってみんな言うしさ
ちょっと今は“自分”をほっとこうかなとか思って
自分って誰?ってぶっちゃけ思って
それを確認するために
私は笑いながら君に話しかけるんだ
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