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流れる狂音
作詞 BYAKKO
部屋の隅から流れる音 貴方をずっと愛でていたこの指が

貴方の喉へと伸びていた



朽壊の美に両目沈めた貴方 溺れていく様は想像通りでつまらない

静寂に殺されたこの部屋 歪むように廻る歯車

隅から流れる音はいつしか 軋む音へと変わってた

綺麗に狂う私に合わせて ソレと似ている事に気付いた



さようなら 私の手に力込められ

赤く 紅く染まるはあたしの心?

もう終わり 貴方の瞳は薄く濁り

握り 歪み 二度と笑えぬように刻んで



冷たくなった貴方の手 声を殺し弱く震えるこの手で

貴方を掬い唇落とす



歪んだ音に体震えるあたし 狂いゆく様は想像以上で怖かった

狂喜に支配されたこの部屋 出ることのできない螺旋

隅から流れる音はいつしか 無い音へと変わってた

綺麗に狂う私に合わせて 終わりを迎えた事に気付いた



いま行くわ 私の手は力込められ

貴方と 私の 重なりゆく紅

終わりました 私の瞳も貴方と同じ

薄く 濁る 二度と狂えないように綴じて



貴方を殺めたこの手で逝く私

これもまた運命なのだろうか

出口の無い悪夢に踊らされ

無法の闇に落ちるは貴方と私

隅からは再び軋み狂う音…

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/02/11
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コメント 「私」はあたしと読んで下さい。
特に理由は無いのですが作詞者の僕の気持ちがあるので

この作品は涙の晩餐会をベースに作りました
しかし、まったく別の作品になってるとも思います。
なんだかんだで言葉がマンネリ化してきました自覚有です

黒くて暗い歌詞って書くのが難しいですねぇ
BYAKKOさんの情報











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