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震える指先
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作詞 ゆき姫 |
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あなたに嫌われたくない。。。
『重い』って思われたくない。。。
だから、何も出来ずに動けない。
でも、このままじゃ何も変わらない。
時間だけが過ぎてゆく。
携帯を握り締めて待つ夜も。
緊張でかけられない、あなたへの電話も。
『元気?』のメールも送れない。
これが、今の私。。。
情けない程悲しくて、誰にも言えない。
メールの文章、何度も打ち直して。
送信するか否か、躊躇する震える指先。
作成した文章を眺めては、鼓動が高鳴って。
勇気が持てず携帯を閉じて、溜息をつく。
何かのキッカケが出来ると、私はチャンスに変えられる。
一刻も早くあなたに伝えたくて、文章を作成する。
そして、何時間も、あなたからの返信を待って。
あなたからの返信に舞い上がって。
何度も何度も、読み返してる。
でも結局、長くは続かない。。。
一番肝心な、あなたへの気持ちを伝えられない。
そんな繰り返しを、いつまで続けるのだろう。
あなたからの着信が、これから先も無いのかな?
ハートマークの絵文字、私には使ってくれないのかな?
私は、単なる『友』でしかないのかな?
次に鳴る着信は、あなたが『結婚する』って私に知らせる時なのかな。。。
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