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SHINJYUKU
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作詞 ゆき姫 |
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都内に向かう電車の中、私は複雑な心境で車内を見渡す。
乗っているハズもない、あなたをドアが開く度に探している。
新宿に着けば、行き交う人並みの中で辺りを見渡す自分が悲しい。。。
改札を出れば、あなたと待ち合わせした、あの日の場所へ意味も無く行ってみたりする。
『もしかしたら。。。』と虚しい考えを期待に無理矢理変えたりして。
こんなに人が溢れてる中で、あなたに出逢えたコト、今になると奇跡だったんだって思う。
私が、ずっとこの場から離れずに、待ち続けたら、どんなに時間が掛かっても。。。
いずれ、あなたに逢えますか?
過去に浸っている中、隣では待ち合わせに合流したカップルが抱き合っていた。
もし、私達が再会したら、私も。。。って。
でも、あなたは私に再会したいと思わないんだろう。
私の一方通行な想いに迷惑してるんだから。
私は、心からあなたにまた逢いたいのに。。。
そんな幸せそうなカップルを後に、私は新宿のネオンに癒される。
どうしようもない、この寂しさを、眠らない街で掻き消そうとする。
温もりを求めて、人混みに消えていく。。。
たくさんの想い出がある新宿。
別れがあった新宿。
あなたを想い出す、大都会。。。
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