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作詞 ゆき姫 |
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今、背負っている荷物を一度、置いてみるコトにした。
過去の思い出も全て。。。
ずっと抱えてきた様々な物を、整理しようと思う。
一つひとつ、見極めて、新たな旅の準備をしよう。
いらない物だと思っているガラクタ達が、悲しい瞳で私を見つめている。
そんな瞳で私を見ないで。。。
私は、決めたの。
旅に必要な物ダケを残して歩き出すって。
そんなにたくさんは、私の手には抱えられないんだよ。
もう、疲れちゃったんだ。。。
今まで、このガラクタ達を守って歩いてきた。
腕が傷だらけになりながらも、必死で守ってきた。
痛みさえ、忘れるくらいに。。。
でも、やはり限界って訪れる。
もう、心も身体もボロボロになってしまったの。
この先も、降りしきる雨の中を、ただただ歩き続けなければならない。
今の所、晴れる見込みも無い。。。
傘なんていらない。
変に優しくしないで。
胸に刺さった棘は、ずっと誰にも癒せない。
私の泣き顔は、ずっと誰にも気付かれない。
雨が雪に変わる頃も、きっと変わるハズもない。
今まで乗り越えてきた季節が、今年は無理のような気がする。
そんな最悪な季節を、これからも一人、裸足で旅をする。。。
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