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愛の詩
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作詞 有真澪 |
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貴方〈私〉を信じられますか?
いつか何も聞こえなくなって
一人だけで世界にいた
まるで取り残されたかのように
険しい表情も暴力的な言葉も
胸に溢れるくらい残っているよ
でもね、愛も同じくらい溢れている
涙で見えない記憶の数々が指先から零れて
ベランダからの景色がとても殺風景
思い出が堕ちていく時
笑顔でどうか見送ってほしいの長い旅路への思い
翼があれば、なんてわがまま…何とも言わないで
夕焼けに映し出される姿
自分〈相手〉を抱きしめていますか?
いつか体が冷たくなって
可哀想なんて切ないけど
今じゃ張り裂けそうなほど辛い
嬉しい表情も感動的な言葉も
胸に突っかかるように残っているよ
でもね、それはあくまで過去のお話で
この体が終わりを迎える前にもう一度会いたいよ
でもきっと叶わない夢なんだろうね
思い出が朽ちていく時
体が堕ちていくのを感じた
花びら 体に 被さり 覆い尽くす
この想い 尽きたけど 必ず 叶うかしら…?
バラバラに尽きた写真
そして彼女の体
やがて彼が叫びを上げてそれを抱きしめる
しかしその温もりが伝う事は一生ないのだ………
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