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雛罌粟。
作詞 まぁち
 雛罌粟、雛罌粟、朱の色。
 燃え盛るようなその色に
 憂いを秘めた孤独の姿。

 ひらりひらりと舞う蝶は
 何の花にとまるのだろう。
 翠色に揺らめく野原の中に
 ぽつりとひとつ、朱の色。

 嗚呼、風が吹く度
 あの灯火は寂しく揺れて。
 蝶が悪戯に過ぎ去れば
 小さな焔に雫が落ちる。

 雛罌粟、雛罌粟、朱の色
 燃え盛るようなその色に
 憂いを秘めた孤独の姿。

 ひらりひらりと舞う蝶は
 一体何処へ行くのだろう。
 朱い灯火野原に残し
 一体何処へ行くのだろう。

 嗚呼、雨が降る度
 今の孤独を侘しく思って。
 また逢うことのできる日を
 かなわぬ夢を見続ける。

 雛罌粟、雛罌粟、朱の色。
 儚く散ったその時も
 傍にあるのは泪だけ。

 ひらりひらりと舞う蝶は
 何の花にとまるのだろう。

 ひらりひらりと舞う蝶は
 一体何処へ行くのだろう。

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2010/02/28
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コメント 雛罌粟←って読めます??
ある花の名前ですっ☆
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