|
|
|
ライフゲーム
|
作詞 不二和穏 |
|
都会の喧騒から離れたくて 耳塞ぐ様にヘッドホンつける
肌寒い風を塞ぎたくて 窓を閉める冷たい手
口からこぼれたものが全てを壊してく 一瞬で
「ちょっと待ってよ」って言ったって 僕らを無視して進んでいく今
「ちょっと待てよ」
いつも独りじゃ寂しいから
無理してでも輪の中に入ろうとして
痛い思い 扉を閉ざす
命に価値を付けるのは自分自身だって
生かすも殺すも 好きにすればいいさ
別に僕が居なくなっても 世界に何かあるわけじゃない
世界はそのまま廻り続けるよ いつだってずっと
そうしてきただろ 一度だって振り向いてはくれない
「待って」と言ったって 世界は僕らを無視して
廻り続ける 今のまま
だからちょっと立ち止まって待ってくれる
そんな人が傍にいるなら それは幸せ
独りは寂し過ぎるから 不安だから
誰もいない部屋 ただ一人ポツンと立ち 寒い思い
暖房なんてない 僕を包むものなんてない 部屋の隅でただ凍(こご)える
冷たい冬の風を知った ただ寒かった
薄暗い部屋 埃の被った机に指をなぞらせて描く理想
鍵が無かったら創り上げて その扉こじ開けてやる
高い段差 在ったとしたって 強引に飛び越えてやる
暗い部屋から引きずり出してやる
そうして生きてやる
明日は今日より 強い僕になろう
世界は僕を乗せて廻り続ける
「待て」と言うのが間違いだって気づいた
世界はいつも平等を保って 廻り続ける
巡り巡る世界の中の小さな光
それ掴んで飾り付けて自分を創る
意味が無いなら自分で作って 限界を破り捨てる
高い空に届かなくたって 精一杯の球 放り投げてやる
狭い世界から抜け出してやる
そうして生きてやる
何十億の中の僕と君 広い世界で巡り合えたと考えれば
今傍に居られるのは偶然かな?必然かな?
決まってたのか
人ごみに紛れて 景色の一部になっても
必死になったって輝かなくても
自分捨てなければ ベルは響く
許容量超えたって 強引に詰め込んでやる
自分自身を 存在の証明を
怖いって思いが幻を映す 恐怖の上映会
轟く悲鳴に似た叫び 咆哮 扉は開かれた
スタートの合図
ライフゲーム...
|
|
|