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赤い傘
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作詞 おいら |
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僕の隣には君がいて
君の隣には僕がいる
僕の肩は少しはみ出しているけど
君が濡れないなら
それでいい
寒い思いをしなければ
それでいい
僕らの街にあの傘は派手すぎたけど
お気に入りの傘だったよね
君は雨になると外に出たがったよね
それに僕もくっついていくけど
雨音が頭の上から聞こえてくる
それにデタラメな歌詞をのせて
適当なリズム刻んで
君は唄う。いつまでも
赤色の傘から見える
はみ出してるはずの肩は
もうなくて
ふたりで入っていた時は
傘が小さく見えたのに
今は大きく見えるよ
君の赤い傘は
すごく派手だったはずなのに
今じゃ街の景色の一部になっていて
色あせてしまっている
雨音から聞こえてくる君の声は
今でも聞こえているよ
リズム変えても歌詞は同じの
君の唄を
僕はもう覚えちゃったよ
気付いているかな
僕の好きなもの変わったんだ
それはね
君の真っ赤色に染まってる
傘と君の唄う「雨の日の唄」
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