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蛍
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作詞 せろ。 |
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宵闇に隠れていく
あなたの横顔
つながらない、と解かりながら
ただこの時を
大切に刻んだ
薄明かりに照らされて
並んで見ていた花火
私の髪をなでてすべる
あなたの指は優しかった
約束なんて
一度だって、かわさなかった
それでもこの場所で
私はいつだって待っていたの
夏の夜の夢は光になった
淡く淡く蛍が舞う
もう声は聞こえない
姿も見えない
それでもこんなに
恋しい
優しい、優しい
あなたの笑顔
嬉しい、嬉しい
あなたの言葉
悲しい、悲しい
あなたの涙
ああ、悲しまないで
夏の夜の夢は光となって
ふわり、ふわりと舞い踊る
どうかあの人に祝福を
届かない声で唄うよ
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