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赤い糸
作詞 ひぐらしいちよ
思ったより春の 訪れは早く
あと一月経てば 一年になる

一人で過ごすのも 少し慣れてきたよ
デートに着た服も 奥にしまった

開きたくても 開けなかった アルバムに指を伸ばす
あなたの笑顔 わたしの笑顔 もう二度と戻らないの

星のない暗闇で 風のない洞窟で
冷たい空気の中で あなたを追いかけた
振り返ってみても 去年までは遠くて 何度も夢を見たんだ


思いがつのるほど 忘れられなくなって
あなたのぬくもりに 触れていたくて

ほどきたくても ほどけなかった 赤い糸ちぎれたまま
届かないとわかっていても 青い空に伸ばした

星の降る公園で 風の吹くあぜ道で
暖かい日差しの中で あなたと歩いてた
雨の中どろんこで 遊んだ日もあったね
同じ笑顔で


恋にさらわれた夜も 愛にさそわれた朝も
あなたはいつもわたしに 笑ってくれた
つないでた赤い糸が ちぎれる日が来ることも
わかってたんだ

ずっと わかってたんだ

作詞日 H20.03.02
歌詞構成 A-A-B-S-A-B-S-S-S'

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公開日 2009/10/15
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コメント 自作曲の歌詞です。
亡くなった愛しい人を想うイメージで書きました。
あわせて「呼吸深度」のほうも読んでいただければと思います。
稚拙だとは思いますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
ひぐらしいちよさんの情報











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