|
|
|
思い出
|
作詞 瓜 |
|
目を閉じて 一眠りするだけで
1日の会話半分は忘れちゃうのに
どうして 忘れたい 思い出は
いつまでも 色褪せることなく 心に残っているの
忘れたくない って願っているものは
怖いくらい 自分の中で 早く 崩れていくのに
消去 させてよ
1人 暗闇 踊る 君は 誰
涙 零れた あの日の 僕 なの?
無理に光を はずして スポットライトから追い出しても
結局爐修海忘澆覘畛実は 消せないのですね
目に見えないのに 映る映像はなに?
目では別の物を見ているのに
そこに見えるあの日の犹廚そ亅瓩呂覆?
別のことを 他の大切な思い出を 映し出したいのに
見える映像は 半分だけ
そこに消えかけて 震えている君は誰?
目を閉じて 一眠りしている間に
僕の思い出は誰に整理されているのだろう
頭の中に 心の中に 誰か住み着いているのかなぁ?
だったら 出て行ってくれ そう 叫ぶの
「きっと 毎日 新しい思い出が増えていくと
人はパンクしてしまいます。
過去を見ることができなくなってしまうのです。
今しか見えなくなれば人は心を失います。
それじゃ寂しい毎日です」
すると どこからか 声が聞こえたんだ
耳からじゃない 頭の中から 心の中から
じゃあどうして素敵な思い出だけにしてくれないの
いらない思い出はたくさんあるの
消すものを僕に指定させてくれないかい?
僕はお願いしてみた
「きっと 毎日 楽しい思い出ばかりになってしまうと
人は涙を流しません。
何かを大切にする意味を忘れます。
現在を生きる意味を見失います。
それじゃ悲しい毎日です」
だけど それは 我儘 だったんだ
今の僕は きっと過去の アレと アレと それからコレと
もう忘れちゃった出来事が重なってできたんだ
そう思えば きっと これまで僕の積み上げてきた「すべて」に
必要悪なんて なかったんだね
目を閉じて 一眠りしよう
僕が僕で在るために
心の整理をはじめよう
|
|
|