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別れの春の日
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作詞 ジミィ |
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校舎の二階の西側の
少し陰っている教室
落書きだらけの黒板や
並んだ傷の目立つ机
もう二度と会えないなんて
寂しいけれど我慢しよう
今日は僕らの旅立ちの日
まだ肌寒い卒業の日
共に笑い合ったり
悲しんだり色々したね
一緒に最後のこの時を
胸張って皆で過ごそう
それぞれが別れる
その前だから
泣くもんかって決めてたのに
雪解け始まるこの季節
一粒だけ涙零れた
涼しい風吹く秋の日に
楽しく迎えた学園祭
放課後遅くまで残って
皆で話し合う出し物
馬鹿騒ぎ 大盛り上がり
今では少し懐かしくて
もう一度やりたいと思う
僕を見送る思い出たち
時に殴り合ったり
肩組んだ日々 宝物だよ
自分の明日のための別れ
分かってる でも名残惜しいよ
歩き始めた僕
けど忘れない
サヨナラなんて言いたくない
歌声重ねたその後で
ありがとうと呟いていた
これからの人生
僕らの道は交わらないだろう
だけど歩き疲れた時は
共に刻んだその足跡を
眺めて想い出そう
それぞれが別れる
その前だから
泣くもんかって決めてたのに
雪解け始まるこの季節
一粒だけ涙零れた
僕たちは叶える
自分の夢を
その胸に抱いた願いを
幼気な卒業証書を
しっかり両手で受け取った
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