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蜉蝣
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作詞 Kazuya |
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短く儚いその命を
美しくもなく散らすあなたは
なぜ生きるの?
桜のようにみんなに好かれるわけでもなく
ただ短い命をすごすだけ
子供を残して散っていく
それでもあなたのように短い命なら
この私の命を何倍にも大切に思えると思う
今ならあなたのことが分かる
たとえ短い命でも
見たい景色があるんだね
夏の道路の真ん中で
ゆれる陽炎を見つけたときに
あなたを思った
子供のころから身近にある死に逆らうことなく
いつか訪れる運命をただ
ゆっくりと待ち望んでいた
それでもあなたのように短い命でも
生きていることに変わりはないと思うんだ
命のバトンのリレーが他人より
特別短いだけなんだ
私達と同じで生きてるんだね
その弱々しい体でこの夏の空を飛んでいく
私はただ見とれてしまっていた
それでもあなたのように短い命でも
生きる幸せを見つけ出すことができるんだ
今にも折れそうな体でもそれは
私より強く見えたんだ
とても強く生きているんだね
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