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一輪花
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| 作詞 えっくす |
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アスファルトの隅にひっそりと咲く一輪の花･･･
気付かれず、ざわめく中で、一つひっそり咲き続ける
もしこの一輪花が花畑にあったらどうだろうか？
多分、他の花と一緒になって最高の幸せをプレゼントしてくれる
ならばこの一輪花はどうだろう･･･無視され
存在すらも、命あるものだとも気付かれず
幸せをあげることも無いまま、静かに枯れてゆく･･･
だれも知らないところでひっそり、枯れ果ててゆく花がある
それに気付くことが、何故出来ないのだろう？
花も人も同じ命あるものなのに
一輪花の運命は、どうしてこんなにはかないものなのだろう･･･
アスファルトの上で、歩き回る大勢の人間達
気付かれることに必死で、1人隠れて孤軍奮闘
もしこの人たちが、砂漠におかれたらどうだろうか？
多分、一輪花と同じ気持ち･･･深い孤独を知ることになる
だからこの一輪花を放っておくべきか･･･？けれど
存在すらも、命あるものだともまったく気付かない
幸せを求むばかりの人間達が、下手に枯らせてゆく･･･
寂しい風が吹いて･･･冷たい雨が降って･･･凍える雪が積もった･･･
だけど、この花は、枯れず、めげず、耐え抜いた
だれも知らないところでひっそり、枯れ果ててゆく花たちは
人間たちより、強い、精神力を兼ね備えている
花も人も同じ、命あるものなのに
一輪花の精神は、どうしてこれほど強いものなのだろう･･･
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