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さくらのきせつ
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| 作詞 真織 |
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桜咲き花開き君の背中遠ざかる
手いっぱいに伸ばしても
重ならない二つの影
淡い香りに鼻先ひかれ
振り返れば君の面影
桃色の景色の中に
うまく溶け込んでいた
同じ季節を通り越し
追いついて追い越され
いつしか届きそうな距離に
いたのにもう離れ離れ
桜咲き花開き君の背中遠ざかる
手いっぱいに伸ばしても
重ならない二つの影
好きだった好きだった
君がすごく好きだった
頬染める夕焼けに消えるように君は去った
眉目秀麗滞る声
虚空の果てに花びら散り行く
春の日差しに包まれて
優しく微笑んだ
同じ月日を過ごし
めぐりめぐって遠ざかり
見据える先に君がいたのに
桜で目がくらんで見えない
桜咲き花開き君はもういなくなった
舞い落ちた花びらは風に吹かれどこまでも
桜吹雪舞い起こり君の後ろ髪を引く
振り返る君の目と僕の目が合う瞬間
同じ季節を通り越し
追いついて追い越され
いつしか届きそうな距離に
いたのにもう離れ離れ
桜咲き花開き君の背中遠ざかる
手いっぱいに伸ばしても
重ならない二つの影
好きだった好きだった
君がすごく好きだった
頬染める夕焼けに消えるように君は去った
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