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シルエット。
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作詞 螺旋兎3 |
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淡く漏れる光を受け入れられず
優しく傷付いて 嘘を紡いで笑うけど
染みた色は何気なく悲しげに
僕を責め立てる素振りで俯いた
ぼんやりと隅で揺れるシルエットは
隠し続けたもう1人の自分だと
気付いたが 一握りの不安が勝るのなら
無情に描かれるエピローグに
そっと異なる色を添えておこう
太陽の裏側に続く世界に届くように
唄えたなら 息を吸うのも惜しい
偽者の自分を演じられたら
戻れない過去も嘘に移り続けるだろう
透明な繊細な眼で僕は呟く
「もう振り向いちゃいけませんか」と
淡く流れる信念 揺るがぬように
鋭く傷付けて 過去を跨いで鳴いてみる
過ぎた今はかけがえなく脳裏と
鼓膜に焼き付いた 僕はただ頷いた
慎重な歩幅で進むシルエットは
変わらないもう1人の自分であると
気付いたので 一握りの勇気が勝るのなら
忙しく奏でられるプレリュードに
ずっと僕らの唄を流しておこう
透明な繊細な眼で僕は呟く
「まだ微笑んでくれますか」と
「また僕と逢ってくれますか」と
Do not believe it.『Hello my name is true』
Fate that you should believe is yourself
眼が眩む太陽と踏みしめる地球を羨んだ
1秒先は別世界のような万感の風を受けて
"言葉に出来ないことは奏でて伝える"と
未だ見えない瞬間の僕が呟いた。
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