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月と太陽
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作詞 月島 優希 |
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ねえ、君は今何を思って
僕に手を差し伸べたんだろう。
この世界の片隅で小さくうずくまる僕に
どうして手を差し伸べたんだろう。
どんなに考えても答えは出ないまま
君が向ける笑顔に微笑み返すたび
ねえ、もし僕が太陽のように
輝いていたならば
僕の傍に君は居てくれたのかな?
そんな風に思ってしまう
ねえ、君は今何を思って
僕の傍から消えていくんだろう。
この世界で月のような僕に
太陽のような君とは
いつも追いかけ合うのに触れあえない
そんな関係なのかと思ってしまう
そんな弱気な僕に
何も言わずにそっと抱き締めた君が
酷く震えていたことを知っている。
呟いた言葉も
この時の中では薄れてゆく雪のよう
移り変わる時代に取り残されるように
君も僕も動けないまま…
まるで月と太陽だね
僕らの歩む道は異なってしまうから
傍に居てほしいと願ったあの日の
切なく求めあう気持ちを
忘れたくないと願うのに
歩んでしまう、君も僕も
離れてしまう、この体温も
月と太陽のような僕らの明日には
もう君はいないだろうから
今少しだけ、傍に居させてよ
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