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斜陽なら
作詞 oreneko
四畳の部屋 誰かの写真
玩具の弦が 静寂に揺れて

指折り数え ただ懐古する
いつかの夏の 飛行機雲を

太陽へ向かい 咲いていた花
それと見紛う あの子の笑顔

思い出にだけ 隠しておいた
写真にすれば 褪せる気がした

然様なら もしも空が
あの日と同じで
斜陽なら 綺麗なまま
閉じ込められたの?


故郷を出た 君の話は
誰も知らない ことだけ知ってる

指折り数え ただ待っている
この小説の 最後の行を

然様なら もしも空が
あの日と同じで
斜陽でも 変わらないな
二度と戻らない
左様なら…
僕は何処へ
斜陽なら…
溶けてゆけるのに


故郷を出た 君の話は
誰も知らない ことだけ知ってる
僕だけ知ってる

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公開日 2024/07/29
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