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少女と彼女
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作詞 HaRy |
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青い空が目に沁みた
蝉の声が嫌いになった
寝汗が妙に気になって
時間があるからシャワーを浴びた
考えるつもりはなかったけど
そうだ 思いだした こんな日だった
柔らかい表情と眩しい瞳
僕の手を引く少女がいた
美化した過去だと気づいているけど
少し嬉しくて 寂しくなった
待ち合わせに5分ほど
遅れたことチクリとされた
日差しがやけに目に刺さり
細目で見ていた人波の街
予定がいつも寝そべっていて
なんか 昔とはね 違う気がした
毎日が冒険と小さな発見
僕の手を引く少女がいた
今では見飽きた公園の隅で
日陰のベンチで アイスを食べる
霞んだ少女と隣の彼女
セピアな写真とカラフルビーズ
明日の天気も笑顔の価値も
知らない昔と知ってる今を
結局 やっぱり 比べられないんだ
結局 やっぱり どっちも素敵だ
柔らかい夕焼けと汗ばむ右手
君の手を取り 空を見ては
たまにはどうかと濁してみるけど
心隠せずに やっぱり照れた
柔らかい表情と優しい瞳
僕の手の先 彼女がいる
甘えた日々だとわかっているけど
少し嬉しくて 微笑んでいた
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