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悲鳴 (恋するコックローチP)
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作詞 johnandpoti |
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真夜中の キッチンで
目と目がバッタリ
しばし沈黙 気まずい空気
「 今晩は 」 ぼくからの挨拶に
いきなり 彼女がスリッパで 往復ビンタ
うすれる 意識の中に
心配そうに 覗き込んでくる 彼女の顔
ぼくは最後の力を ふりしぼり
顔をめがけて ハイジャンプ
・・深夜を 揺るがす 彼女の悲鳴 ー
めずらしく 長電話
テーブルの上に
少し飲みかけ オレンジジュース
「 おぉ神さま 」幸運を ありがとう
かすかに コップに彼女の くちびるの跡
ドキドキ 高鳴る動悸
夢じゃないの まさか彼女との間接キス
ぼくは のこのこコップによじ登る
そこへ 彼女が顔を出す
・・真昼に とどろく 彼女の悲鳴 ー
月水金土は お風呂の日
彼女のヌードが
期待一転 奈落の底へ
「 嘘でしょー 」 目の前に いつの間に
丸めた週刊誌片手に 身構える彼女
ビンビン 伝わる殺気
彼女はぼくを 一撃必殺で迫ってくる
もはやこれまで バスタオルからのぞく
胸の谷間へ ダイビング
・・夜更けを 切り裂く 彼女の悲鳴ー
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