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赤い花
作詞 Aくん
二人ここで初めて会った時の
衝撃はいつも胸の中に
最初は明るく話していた
僕の最初で最後の人

イチョウ並木の通りを二人
背の違いが激しすぎて
目立ちたくなくても目立ってしまう
君は頬を赤らめてた

最初はただの友達だった
君の横顔がまぶしく見え
咄嗟に隠した自分の顔
ドキドキとした高鳴り

君と一緒にいたあの時の
気持ちはずっと消えないのに
君は遠い所へ行った
すれ違うこともできなくなった

もう心は二度と通うことのない
そんなことは分かってるけど
僕は君のことこんなになるまで
愛すことができたんだよ
いつかまたこの場所へ来てくれると
信じて送ったあの手紙
返事はまだ来ない それでも待つ
いつか僕と君の小指を結んだ場所で

あの日君がいなくなって僕は
誰も愛すことができない
友達に誘われて遊んでも
心の憂鬱は取れない

時間ばかりがいたずらに過ぎ
途方に暮れるそんな毎日
必死になって忘れようと
しているのだけれど無理だよ…

君と過ごしていたあの期間
たった1年ちょっとだけれど
君にいつか届けたいもの
ずっと机の引き出しの中

君への気持ちは消えるわけない
いっそのこと忘れたいけど
僕の心には一輪の花が
枯れることなく咲いているの
水なんていらないその花には
愛をたくさんかけているから
君から届く手紙を待つ
心にしっかり花を咲かせているから ずっと

そして君へ送ろうとしたもう1通の
手紙を開けて読んだ
そうしたら涙が出てきた
どうして…どうして…

またあの場所で会いませんか?
ずっと忘れられなかったの
今まで連絡しなかったのは
嫌いになったわけではなく
もし君に嫌われているのなら
手紙を出さない方がいいと
勝手に解釈しただけなんだ
ホントは君を忘れていないよ
底がないような自分の気持ち
愛はいつまでも消えないよ
君を信じてる ずっと待ってる
心に赤い花をしっかり咲かせているから

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公開日 2009/02/18
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コメント うわー、長い文章ですが昔はこんなこと書いてたんですね、自分。これはたぶん高校生のときに書いたやつですな。しかし、こんな恋愛してみたいと思います。確かに。辛いかもしれませんが、心は必ずきれいになりますよね…
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