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寂しい時、辛い時。
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作詞 架音 |
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誰かが泣いてる声が聞こえる。
私はそっと問い掛ける。
泣かないで。
大丈夫だから。
そのぬくもりが嬉しくて。
そのぬくもりが切なくて。
でも、そのぬくもりがあったから
私は今日もこうして立っていられる。
強くて、脆い、この地面に。
誰かが叫ぶ声が聞こえる。
私はそっと耳をすます。
間違っている。
変えてみせる。
その叫びは正しくて。
その叫びは無意味で。
でも、その叫びがあったから。
誰かと誰かが手を繋ぎ。
儚く、広い、この世界に。
辛い時。
寂しい時。
人はどうするんだろう。
叫んだり、ぬくもりを感じたり。
それでもなお、届かない叫びや。
ぬくもりがある。
届かない、想いがある。
世界は大きい。
少し回り道したっていいじゃない。
そのぶん楽しい事、苦しい事。
たくさんあるよ。
届かない声があるのなら、
耳元でささやけばいい。
届かないぬくもりがあるのなら。
分かるまで、ぬくもりを感じたらいい。
人はどうしてこんなにも、
儚いんだろう。
こんなにも、
強いんだろう。
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