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作詞 柊羽
爪の先から廻る 気味が悪いほどの歯がゆさ
ねぇ 私は何処まで歩けるの?

此処にその眼は居ない それくらい
慣れなくちゃ生きられないのに
私は此の身を憎むしか出来なくて

生温い風が吹いて心を擦る
何処に行けば治るの?


貴方の声を探せば 何も聞こえなくて
貴方の姿を追えば 道に惑う

嘆く資格などもう無い
私は結局 何一つとして
貴方に伝えなかったんだから



繰り返す夜明けを拒み 上辺だけ心を踊らす
まだ 本当の喜びを探せない

闇の中 冷たく光る三日月
涙を奪う秋風


貴方の色を探せば 此の眼は痛みを纏い
貴方の背中を追えば 道を閉ざす

嘆くだけならば癒えない
私はいつまでも独りに酔い
顔を上げるさえ出来ないままで



もうすぐ きっと北風の中
独りでは立ってなどいられなくなる
凍える瞳を熱くする 柔らかな声が欲しいだけなのに



貴方の声を探せば 何も聞こえなくて
貴方の姿を追えば 道に惑う

嘆く資格などもう無い
私は結局 何一つとして
貴方に伝えなかったんだから・・

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2009/01/23
ジャンル
カテゴリ 紊掩
コメント 伝えなかった後悔は、いつまでも引きずってしまいますね。。
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