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最後の二人
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作詞 QueeN |
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ある日突然あなたは言った
「今日でお別れだね」と
「冗談だよね」と笑って顔を上げた
ほんの少し目が合って笑っていたけれど
それは本当に一瞬のことだった
笑顔は消えて悲しい目で僕を見る
気づかないフリを続けて話を変えようとしてみても
「さよなら」という事実を変えることはできなかった
「どうして」と何度聞いてもあなたは俯き黙ってる
「お別れなんて嫌だ」といくら泣き叫んでも
あなたは何も言わない 抱きしめてもくれない
ただ一言「ごめんね」を残して僕の前から居なくなった
いくつかの季節が過ぎてまたこの季節
あなたとの想い出がどんなに嫌でも蘇る
どんなに泣いたって浮かんでくるのは
あなたが最後に言った「ごめんね」だけで
どんなに「会いたい」と願ったって叶うことはない
「ごめんね」なんてほしくない
ただ理由を知りたかっただけなのに
「嫌いになった」そう言ってほしかった
そしたら諦めることできたのに
あの日初めて見たあなたの涙
あの日初めて見せた泣き叫ぶ僕の姿
あなたは少し驚きながらも優しく抱きしめた
「最後だから・・・」と言いながら
あの時の二人は涙を浮かべながら笑っていたね
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