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教壇から若者へ
作詞 青葉巽
1.結論が出なくたって
 自発的に考え始めたことが素晴らしい
 悩めることなら

 もし悪いことを企んだって
 すぐに行わず
 考えに唸るものなら

 実行を 思い留まる時間がある
 けど 思い留まれとは 言いやしない
 細かく企んで そのうちに
 止めてくれても 討ってくれても 構わないさ

2.まだわたくしが
 若者の内に説いておきたいことがある
 いずれ老けるものなら

 君達が荒らした原野を
 わたくしも共に担うのだ
 睨まれるものなら

 実行を 思い留まる気力はないだろう
 実際 思い留まれとは 言いやしない
 山札を切って 遊ぶのが
 七並べだったら 勤しむことも 難しいさ

3.荒らした原野は 爪の付いた箒で
 出来るだけ戻すことができる
 体を取り巻く時空の一部さえ 
 急ぐ輝きがあるのなら
 いちいち修復をせずに
 傷のまま向かえ

 何かが傷付けられ 呼吸を止めてみるとき
 自分にも 同じくらいの傷が付く
 それを分かった上での考えと 
 それを上手く避けた考えは何だって叶う
 若者のわたくしが 
 証明する 

 《十人十色》を 考えたのなら
 とりあえずそこに 十字架入れよう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2009/01/14
ジャンル
カテゴリ 絖∞羇
コメント 舞台は、学校における、生徒中心の道徳の時限です。熱狂的な先生が生徒達に語り散らす光景に見えるけど、歌詞の「わたくし」は、生徒を尊重する先生のほか、先生に代わって熱弁する生徒も連想して書きました。
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