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祈り届く間もなく消えた
作詞 葦炉
祈り届く間もなく消えた
この声は冷たい底に呑み込まれ
夢よりも儚い現に霞む
幻想は途切れ
時間が舌打ち
朝と夜が手を取り合って逃げ
刹那色の空が滲む
まなじりの水が乾く前に
そっと伸ばされた指は
膨らんだ雫をすくい
その指先をぬらす
祈り届く間もなく消えた
あの声は冷たい底に呑み込まれ
夢よりも脆いこの世に霞む
伝承は途切れ
空間が舌打ち
太陽と月が手を取り合って逃げ
切な色の空が滲む
本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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祈り届く間もなく消えた (作詞:葦炉)
公開日
2009/01/09
ジャンル
篁
カテゴリ
篁
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静かな曲です。冷え切った綺麗さをイメージしています。
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