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仮面の下の言葉
作詞 葦炉
「陽気でわがままで空気読めないガキ」
っていう仮面を手に入れたのはいつだっただろう


誰もが呆れる俺の行動、言動
見放されても仕方のない態度
馬鹿みたいに笑うその裏に
冷酷な自分を見つけて戸惑う


一番欲しかったものを
一番傷つけて
「なんでそんな顔するの?」
なんて残酷な言葉を口にする

「わからない」なんて嘘だよ
君の事は誰よりわかってる
誰よりもわかっていたいんだ




幼かったあの頃は
二人の間に何があったって
重ねた手が離れていく
なんて未来は想像できなかった


多少大きくなった今は
世界はそれなりに酷くて
君は傷つきやすいくせに強いって事を知ったんだ


俺に守られなくったって
一人でちゃんと立って歩いていける
強い眼差しに焦がれた

その隣は別に
俺じゃなくったていいってわかった
いやそれどころか
俺じゃないほうがいいんだって気づいた




君の愛は残酷だった
それこそ俺の態度や言葉ほどに
ほかの誰にとっても優しい台詞は
俺にだけは優しくなかった

「私たちは家族だから」

寄せ集めのニセモノは
幸せを与えてくれたけれど
渇きまでは満たせない


さようなら、いままでありがとう
家族や友人ではもう我慢できない

けれど君を傷つけることはできないから
「陽気でわがままで空気読めないガキ」
という仮面とともに生きていく

心だけを離して生きていく

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2009/01/09
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コメント 思春期の迷走です。勢いはあるけど頭の中も言葉も態度もぐっちゃぐちゃな少年の大人ぶった言葉。歌というよりも叫びに近い歌詞です。
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