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初春
作詞 アオイイロ
まだ少し肌寒い 木の下でマフラーをたたみ
携帯電話の履歴 ふと眼を通して笑ってしまい
君の来るはずの道を 慌てて首伸ばし覗く

もうすぐなんだろう そう思っていながらも
進んでいく秒針が まともに見れないのも分かってて

灯りはじめた街灯が あなたの影映す
そんな光景が消えないように 必死で空見上げた
素直でいれば 可愛ければ 今頃あなたの部屋の中
笑顔向けられていたのかな

あなたの名前並ぶ 履歴をそっと開いてみたりして
ぼやける視界がなぜか 妙に暖かく感じたのさ
自棄(やけ)になってみようかなんて 本気で考えたりして

もうすぐなんだろう 何度も呟いたけれど
ただ重ねる嘘が 増えたことに気付くだけだった

悔しいから最後に一度 着信を残しておくわ
花は咲いているのにあなた ここへ来ないままで
嫌いでいれば 離れてれば 今頃私の部屋の中
涙流さずにいたのでしょう

嬉しさや愛しさが 溢れた日々が過去になるだけ
2人が想い出になるだけ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2009/01/06
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コメント イメージ:桜の咲き始めた木の下のベンチ、最後の待ち合わせ
(ゆずさんのサヨナラバスという曲に合わせて歌えます。)
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